作業者が今どこにいるのか?が一目でわかる動態管理画面ですが、現在位置の確認以外にも色々な情報が参照できます。本コラムはそんな便利機能をご紹介の3回目となります。
6.地図上で色々な情報を確認
動態管理画面の「地図切替」メニューから、各種の情報が参照できます。
①通常地図と航空衛星写真
表示の基本となる地図を通常地図と航空衛星写真から選択できます。
航空衛星写真では、地図ではわかりにくい場所でも実際の状況を確認することができます。
【交通情報】
②渋滞/交通情報
(通常・航空衛星写真ともに使用できます。車両別規制、ライブカメラと同時に表示ができます)
地図上に渋滞/交通情報を重ねて表示します。
(一般財団法人 道路交通情報通信システムセンターから提供される「VICS」情報と、実際に自動車が走行した位置や車速などの情報を用いて生成された「プローブ情報」を元に、リアルタイムの渋滞や交通規制情報を表示します。)
VICSより配信されている渋滞情報(渋滞線)、道路規制に関する各種情報(アイコン)を地図上に表示します。
また、ナビタイムジャパンが提供する渋滞予測機能(※)が動態管理画面より利用可能です。24時間後の予測まで確認が可能です。
※渋滞予測機能は、ナビタイムジャパンが過去のVICSデータとプローブ情報を基に算出しています。
③車両別規制
(通常地図の時に使用できます。渋滞/交通、ライブカメラと同時に表示ができます)
車両のリストから、確認した車両タイプを選択すると、選択した条件を考慮して、影響を受ける規制情報を重畳表示します。
規制のある道路を黒線で表示し、両端のアイコンで規制の種別を非表示します。
▼【表示される規制アイコンの種類】
④ライブカメラ
(通常地図の時に使用できます。渋滞/交通、車両別規制と同時に表示ができます)
地図の表示されているエリアのライブカメラを検索し、リストと地図画面へアイコン表示をします。
リストもしくはアイコンが選択されると対応した箇所のライブカメラの映像が表示されます。
【天候情報】
⑤天候情報
(通常地図の時に使用できます。それぞれを同時に表示ができます)
天候について、「降雨/降雪」「台風」「積雪(※)」の3つの情報を地図で表示します。
※「降雨/降雪」の降雪、「積雪」については冬季のみの表示となります。
こちらの表示に関しては、以前ご紹介した、防災機能の記事の中でも触れておりますので、併せてお読みいただければと思います。
【参考記事】悪天候での運行をサポートする様々な機能をご紹介します!
a)降雨/降雪
降雨/降雪の情報が地図に表示されます。
1時間前から6時間後(予想)の降雨/降雪の状況が確認出来ます。
【降雨(線状降水帯)の例】
【降雨/降雪の例と凡例】
b)台風
台風の予想進路、予想円と台風情報が確認出来ます。
【台風の例】
c)積雪
各代表地点での積雪深が確認出来ます。
日々の安全な運行をサポートするため、動態管理画面には色々な機能がこざいます。
今回ご紹介したのはほんの一部ではありますが、この記事をお読みいただき、新しい使い方の
アイデアとなれば幸いです。
ビジネスナビタイム動態管理ソリューションでは、日々の安全な運行をサポートするため、様々な機能をご用意しております。
パッケージ内容や、機能などについてご質問などがあれば、ビジネスナビタイム事務局までお気軽にお問い合わせください
※本記事の情報は2024/10月現在のものとなります
地図 ©ZENRIN CO., LTD.