【分析】流入ワード分析 - どんなキーワードで検索されてるの?

Google ビジネスプロフィールの管理画面の「ビジネスプロフィールの表示につながった検索数」を用いて、Googleで店舗が表示された際の検索キーワードを調査しましょう。

目次

  1. なぜ検索キーワードを調査するのか
  2. Googleビジネスプロフィールでの調査方法
  3. Location Cloud Managerでの調査方法
  4. 調査結果を踏まえたアクション

 

1.なぜ検索キーワードを調査するのか

Google ビジネスプロフィールの評価ロジックの一つに「検索ワードとの関連性」があります。
どういったワードが検索されているのか、どういったワードが実際に流入獲得できているのか、を知ることで関連度を上げるべきワードを特定できます。

 

2.Googleビジネスプロフィールでの調査方法

PCのGoogleビジネスプロフィールでの調査方法をご紹介します。

まず、Google ビジネスプロフィールの管理画面を表示し、「インサイト」→「新しいプロフィールのパフォーマンスを確認する」を選択していきます。



 

表示画面内の「ビジネスプロフィールの表示につながった検索数」の箇所に、検索キーワードと検索数の一覧が表示されます。
「もっと見る」を選択すると、6件目以降のデータが表示されます。


株式会社ナビタイムジャパンでは、「ブランド名」や「サービス名」のナビタイムをはじめ、サービスに関連するキーワードで多く検索されていることがわかります。

続いて、ある家電量販店の事例を見てみます。


1位は「ブランド名」でした。(非掲載)

その後、順を追って見ていくと、

2位、3位は、「カテゴリ」

5位、10位は、「地名+カテゴリ」

11位は、「ブランド名+商品名」

13位、14位は、「ブランド名+地名」

15位、19位、20位は、「商品名」

という結果になりました。

業態や店舗は違えど、「ブランド名」や「その施設の名称」が1位になることが多く、次いで店舗の「カテゴリ」での検索が多い傾向があります。検索キーワードに出てくる「カテゴリ」を調査して、ビジネスプロフィールのカテゴリを設定すると良いでしょう。

また、それ以降では業態や店舗の特徴が良く出てきます。この家電量販店の場合は「商品名」を絡めた検索キーワードが多いので、ユーザーが商品を取り扱っている店舗を探していることがわかります。「商品」情報を充実したり、「投稿」で最新の商品の取り扱い状況を伝えていくとキーワードとの関連性を高めて流入数増を期待できます

 

3.Location Cloud Managerでの調査方法

Location Cloud ManagerではGoogleと連携してデータを取得し、さらに分析しやすい環境をご用意しております。
所定の月の流入ワードのランキングを検索数とともに表示でき、エリア、そのほかの特定条件で絞り込むことができます。

■Location Cloud Managerの流入ワード分析の画面
※データはあるアイスクリーム店のものです

全体集計をするとグループ全体を対象とした課題分析や施策の効果検証に活用できます

 

■Managerの詳しい内容は、オンラインマニュアルを参照ください。

https://help-biztools.navitime.co.jp/knowledge/lm-om-8
https://help-biztools.navitime.co.jp/knowledge/lm-om-8-1

 

 4.調査結果を踏まえたアクション

調査結果を踏まえて「検索ワードとの関連性」を上げるアクションを取りましょう。

  • 「投稿」に掲載する
    最新情報やイベント情報を発信します。新発売の商品案内やキャンペーンの告知に使用すると良いでしょう。他には、豆知識などの読み物系コンテンツの紹介をすることもあります。検索ワードに関連する投稿で「検索ワードとの関連性」を強化しましょう。また、サイトへのリンクを設置できるので、サイトへの誘導にも活用できます。
  • 「商品」に掲載する
    商品の情報を写真や値段を付けて登録することができます。カテゴリによる整理ができるので、カタログのように見せることができます。ユーザーが興味を持っている商品を登録して「検索ワードとの関連性」を強化しましょう。また、投稿同様にサイトへのリンクを設置できるので、サイトへの誘導にも活用できます。
  • 「ビジネス情報」に掲載する
    ビジネス情報ではテキストで店舗の情報を入力できます。また、ナビタイムでアクセス情報や所在地のエリア情報を自動で追加することができます。駅や地域に関するワードとの関連性を強化することができます。
  • 「自社サイトの店舗ページ」を拡充する
    GoogleはWebサイトの記載内容も参照しています。ビジネスのウェブサイトに登録したリンク先である自社サイトの店舗ページにも関連性を高めたいワードを記述すると良いでしょう。なお、ナビタイムジャパンでは、自社サイトの店舗検索ページを簡単に構築できるLocation Cloud Mediaというサービスを提供しています。Location Cloud Syncと併用することで相乗効果が望めますので、気軽にご相談ください。


いかがでしたでしょうか。

「ビジネスプロフィールの表示につながった検索数」を活用して、検索ワードを調査し、検索ワードとの関連性を強化するイメージができたかと思います。
是非、お取り組み頂けると幸いです。
ご不明点は気軽に担当者までご相談ください。

(了)