運転リスクの可視化 ~ビジネスナビタイムでできる安全運転対策~

年末、年度末の3月は交通事故が増える時期。 社用車の安全運転対策は万全ですか?

交通事故の発生件数が多い月、いつかご存知でしょうか?

警察庁の統計をみると、日没時間が早くなる10~12月が例年交通事故が多い傾向にあります。

10~12月に事故が増えるのは?

では、この時期に交通事故が増える要因について考えてみましょう。

10~12月は冬至に向けて、日没が早くなっていく時期です。交通事故は、薄暮時間帯(日没の前後一時間)に多く発生すると言われています。

薄暮時間帯は、周囲の視界が徐々に悪くなっていくことで、自動車や自転車、歩行者の発見が遅れたり、距離や速度がわかりにくくなるなど、交通の危険が生じやすい時間帯です。10~12月の薄暮時間帯は、ちょうど帰宅時間と重なって交通量が多いことから事故が増える傾向にあります。

冬季は早めにライトを点灯し、車間距離をあけて速度を落とし安全運転に努めることが重要です。

3月にも事故増加傾向

そして、次いで多いのは3月。

3月は、冬至に比べると日没時間も1時間以上遅くなっているのになぜ交通事故が増えるのでしょうか?

まず、年度末や新生活に向けて、多くの業界で繁忙期となり慌ただしいことが考えられます。交通量も増えますし、暖かくなり春の花が咲きだすため、自転車や歩行者が増える傾向にあります。ドライバーだけでなく、歩行者も通常に比べて集中力が散漫になりやすい時期です。

加えてこの時期は、花粉症が流行る季節です。今や国民の4人に1人がかかっているといわれる花粉症。くしゃみや目の痒みで、視界が悪くなってしまったり、薬を服用することで通常よりも反応が鈍くなると言われています。

この時期は、車間距離をあけて速度を落として運転すること、また花粉症のドライバーは症状がひどい時は運転しない、服薬時には副作用の少ないものにするなどの注意が必要です。

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今回は冬季と3月の事例を記載しましたが、年間を通じて安全運転対策は必要な対策です。

社用車をお持ちの企業のご担当者様にとっても、交通事故削減は重要な関心事かと思います。

御社の安全運転への備えは万全でしょうか?

そこで今回はドライバーのリスク運転行動を可視化できる機能をご紹介します。

すぐに設定可能!ビジネスナビタイムの運転分析で対策を。

ビジネスナビタイムでは、ドライバーのリスク運転行動を可視化できる「運転分析」機能をご用意しています。

こちらは、配車計画と合わせて使っていただく機能です。ドライバーの実際の走行ルートの中で、どこでどんな交通違反があったかを表示することができます。

走行ルートの一例を見てみましょう。

地図上に、緑/水色で表示されているのが実際の走行ルートです。

走行ルート上に、交通標識が載っています。これは交通違反が起こった地点とどの標識についての違反だったかを現わしています。向かって左側では違反詳細を表示します。

ビジネスナビタイムでは、走行した際のドライバーのGPS情報と、道路の交通標識情報を組み合わることで、走行ルート内で交通違反があったかどうかを判断することができます。

個別の走行ルートの分析結果は上記のように地図上に表示されますし、それをある程度まとめてご覧になりたい場合は、下記のようなグラフ表示も可能です。


このグラフは、会社全体、特定の営業所だけ、特定のドライバーだけ、など範囲を決めて表示することもできます。これにより、どの違反が多いのか、特定の曜日に違反が偏っているかなどの分析も可能です。

運転分析機能の利点

この機能の利点は大きく3つあります。

①リスク運転行動を可視化

→座学だけでは検知できない、無自覚なリスク運転の把握ができます。新人ドライバーの安全運転指導も、隣に乗車しなくても、後で一緒に振り返ることができるので人件費削減にもつながります。

②明確な安全指導が可能に

→違反の地点・詳細内容がわかるので、明確に指導ができます。

ドライバーの意識が変わる

→安全な配送を心掛けるサイクルが生まれます。リスク運転行動の減少に繋がり、交通事故を未然に防ぎます。

 

運転分析機能のご利用で、安全運転の習慣化に繋がり、交通事故を未然に防ぐことができます。

ビジネスナビタイムを既にご利用のお客様でしたら、ご利用意向を伝えていただければ特別な操作なくすぐにお使いいただくことができます。

今なら、一か月無料トライアルを実施中です。

まずは、自社のドライバー様の走行状態の可視化をしてみませんか?

ご質問、ご利用意向などあれば、ビジネスナビタイム事務局までお気軽にお問い合わせください

※本記事の情報は2024/10月現在のものとなります

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