動態管理画面の案件タブが進化!より詳しい情報で業務をサポートします

5月のリリースで動態管理画面の案件タブがより便利になります

いつもビジネスナビタイム動態管理ソリューションをご利用いただき、誠にありがとうございます。

皆様の日々の業務において、車両の運行状況や作業者の位置情報をリアルタイムに把握し、効率的な指示出しや管理を行うことは非常に重要です。弊パッケージは、まさにその課題解決をサポートするツールとして、多くの企業様にご活用いただいております。

弊パッケージを活用することで、配車計画の最適化、配送状況の可視化、緊急時の迅速な対応など、様々なメリットを享受いただけます。例えば、急な配送依頼が発生した場合でも、リアルタイムの位置情報から最適な作業者を割り当て、迅速に対応することが可能です。また、配送状況をリアルタイムで把握することで、遅延やトラブル発生時の対応も迅速に行うことができます。

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弊パッケージの主要な機能でもある「動態管理」機能について、これまでは人(作業者)を軸としたリアルタイムの表示を行っておりました。これにより、「今誰がどこにいるのか?」という情報をキャッチすることができました。

一方で、例えば集荷センターのような業務で、同時に沢山の荷物が色々な場所から向かっている場合において、「どの順番で到着するのか?」といった状態を把握することは容易ではありませんでした。

今回のリリースでは、作業者アプリを利用することで算出される「到着予想時刻」を活用することで、従来の案件毎のリスト画面で、それぞれの案件の状態を参照することが可能になりました。

ここからは、今回のリリースによって「出来るようになった」ことについてご紹介いたします。


1.新しい画面表示

 これまでの静的なリストから、リアルタイムな情報を表示する動的なリストに変わります。

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2.新しい画面表示

 これまでの静的なリストから、リアルタイムな情報を表示する動的なリストに変わります。

①全体の進捗がわかりやすくなります

全体的な進捗を件数と%で表示するため、一日のうちの作業進捗がひと目でわかります。

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②案件ステータス毎の並び替えやフィルタリングができます(※)

案件ステータス毎で表示/非表示が切り替えられ、リストでの並び順も設定できるため、

必要な情報を漏らさず、リアルタイムで把握することが可能です。

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③早着/遅延が相対的にわかる

案件に設定する「到着希望日時」、ルート検索した場合に求められる「到着予定時刻」と、作業者アプリを使用して実走した時にわかる「到着予想時刻」を比較し、表示することで予定から「~分遅れている」、「~分早く着く」という早着/遅延が把握しやすくなります。

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④案件分類毎に表示順を設定できる(※)

案件分類毎に表示順を設定できるため、「ナビ中の場合は一番早く着く人を最初に表示したい」「作業開始したものは終了時刻が早い順に表示したい」といった、リストの表示順の細かなカスタマイズが可能となります。

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⑤案件カードの表示がカスタマイズできる(※)

「【案件名称】と【訪問先名称】のどちらを表示するか?」や、「時刻の表示は【実際の案件ステータスの記録時間】を元にするか、【計画時の時刻】を元にするか?」、御社でのお使い方に合わせて、案件カードの表示をカスタマイズできます。より見やすい表示でお使いください。

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(※)が付いた機能については、ブラウザのキャッシュ機能を使用しますので、同一ユーザーの同一ブラウザでの設定となります。企業全体で設定を共有するものではありません。


活用できるシーンの例

例えば、あなたが配送センターのバース管理責任者だった場合、次のような使い方と効果が考えられます。

1.待機時間の削減とバースの効率的な運用

         到着予定時刻の把握:

事前に到着予定時刻が分かれば、バースの割り当てや作業員の配置を最適化できます。

無駄な待機時間を減らし、車両のスムーズな誘導が可能になります。

作業終了時刻の把握:

作業終了予定時刻が分かれば、次の車両の受け入れ準備を早めに開始できます。

バースの空き時間を最小限に抑え、常に最大限の稼働率を維持できます。

遅延が発生した場合も、状況を迅速に把握し、対応策を講じることができます。

 2.作業員の効率的な配置と管理

人員配置の最適化:

車両の到着予定時刻と作業内容に応じて、必要な作業員を適切なタイミングで配置できます。作業員の待機時間を減らし、人件費の無駄を削減できます。

休憩時間の管理:

作業の合間に作業員の休憩時間を確保しやすくなります。作業員の疲労を軽減し、安全な作業環境を維持できます。休憩時間の偏りを防ぎ、公平なローテーションを組むことができます。

3.関係部署との連携

到着予定時刻や作業終了時刻の情報を、倉庫部門、ピッキング部門、出荷部門など、関係部署と共有することで、連携を強化できます。
問題が発生した場合も、迅速な情報共有により、スムーズな解決が期待できます。


ドライバーとのコミュニケーション:
到着予定時刻の変更や、バースの状況などをドライバーに事前に伝えることで、スムーズな誘導や、入庫作業を円滑に進めることができます。


今回のコラムでは、バージョンアップされる動態管理画面の案件タブについて、いち早くご紹介いたしました。ぜひお使いいただき感想などを教えていただければと思います。


ビジネスナビタイム動態管理ソリューションでは、日々の安全な運行をサポートするため、様々な機能をご用意しております。

パッケージ内容や、機能などについてご質問などがあれば、ビジネスナビタイム事務局までお気軽にお問い合わせください

※本記事の情報は2025/5月現在のものとなります

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