【投稿拒否】Googleビジネスプロフィールの投稿拒否に関して

Googleビジネスプロフィールにて投稿が拒否される問い合わせが増えております。現時点でわかっている情報を整理して、対策をまとめました(2022年9月12日時点)

目次

  1. 投稿が拒否される事象について
  2. 投稿が拒否されないための対策
  3. 投稿が拒否されてしまったあとの対策

1.投稿が拒否される事象について

最近、Googleでのガイドライン遵守のロジックが強化されており、Googleビジネスプロフィールで投稿が拒否される事象が増えております。

まずは、発生している投稿拒否の事象について以下のようなケースが見受けられました。

●投稿拒否の事象

  ・写真掲載の投稿で拒否されている
  
  ・投稿内容が同一でも、店舗によって通常通り掲載されるものもあれば、拒否されるケースもある
  
  ・店舗によっては、過去の掲載まで投稿拒否されている

  ・店舗によっては、拒否されている投稿がある状態で、別の投稿をしても拒否される

  ・投稿拒否状態でも、サービス上では表示されていることがある

ガイドラインも直近で更新があり、そちらが主な要因と考えられます。

ビジネス プロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシー

禁止および制限されているコンテンツ

 

2.投稿が拒否されないための対策

Googleのヘルプコミュニティや他サイトの情報から、具体的な対策方針をまとめました。

全体的に、ガイドラインの記載内容がより強化されているように見受けられます。

●投稿拒否に対する対策

  1. 繰り返しの同一の投稿は行わない

  2. 同一画像、または、似ている画像を使った投稿を行わない

  3. 文字が多い画像を使わない

  4. 複数写真を組み合わせた画像を使う場合は注意が必要

  5. 投稿の文章内に絵文字や記号を含めない

 

それぞれ詳しく説明します。

1. 繰り返し同一の投稿を行わない

まったく同一の投稿を行うと、スパムと判断される可能性があります。時間を空けて投稿した場合も判断される可能性があります。画像や文面を少しでも変更するようにしましょう。

 

2. 同一画像、または似ている画像を使った投稿を行わない

過去の投稿と同一の画像はもちろん、似ている画像を使った画像で拒否されているケースがありました。

たとえば、以下のように背面画像が同一で文言が違うケースでも拒否されているケースがありました。

HubSpot(投稿拒否)-1HubSpot(投稿拒否) (1)-1

 

3.文字が多い画像を使わない

ガイドラインには、「通常のデジタル画像や動画の場合重ね合わせるコンテンツの面積は画像や動画の 10% を超えてはならず、1 つの端にのみ表示する必要があります。」という記載があります。

実際には、1つの端にのみ表示せず、複数の箇所に文字が掲載されていても拒否されてないケースもあります。ただ、拒否されている投稿で共通しているのは、文字による情報量が多いケースです。

HubSpot(投稿拒否) (2)

 

4.複数写真を組み合わせた画像を使う場合は注意が必要

複数画像が組み合わされた投稿で拒否されたケースがあります。

以下のようにあたかも複数の画像を貼り付けているような画像で拒否されたケースがありました。

HubSpot(投稿拒否) (5)

 

5.投稿の文章内に絵文字や記号を含めない

絵文字を多用(たとえば、文章の最後に全部絵文字を入れる)すると拒否される傾向があります。あまり絵文字は使わないことをオススメします。

 

3. 投稿が拒否されてしまったあとの対策

投稿拒否状態になった場合は、以下の対策を取ることでで解消されたという報告がありました。

  1. 疑いのある投稿は、一度削除をして、疑いを解消してから再度投稿する
    (Location Cloud Managerから入稿された場合は、一度配信停止を実施してください)
  2. 重複している投稿をGoogleビジネスプロフィール上で削除する
  3. 上記で解消せず、投稿拒否が継続している店舗に関しては、Googleのサポートに該当の店舗を指定して、拒否継続が続いている旨をお伝えする。送信後、メールが返信されないこともあります。

※投稿拒否について、最終的にはGoogleの判断になりますので、必ず問題が解消されるものではないことをご了承ください。対策をしてすぐに反映されるわけではなく、2週間経過後に問題が解消されるケースも報告されています。

 

投稿拒否に関しては、Google側はAIによるシステムで自動判定しているようですが、店舗ごとに判断が異なることから全店舗の全投稿が同じようにチェックされているわけではなく、店舗によって判定対象が異なったり、判定タイミングにばらつきがあるようです

また、Googleビジネスプロフィールマネージャー上(Google側の管理画面)では「拒否」というステータスになっていても、実は問題なく表示されているケースもあります。これはGoogleの不具合ではないかと思われます。

引き続き、当社でも情報を集めて対策を共有していきます。