本記事は2025年6月に公開した「誤配送減への第一歩 - 検品機能をリリースします」という記事を、2025年12月のバージョンアップの内容に基づいて再構成したものとなります。

物流業界は、お客様の大切な商品をお預かりし、安全かつ確実に目的地へお届けするという重大な使命を担っています。その中で、最も注力すべき課題の一つが「誤配送の防止」です。
誤配送は、単なる手違いでは済まされず、お客様の信頼を損ね、時にはビジネス全体に深刻な影響を及ぼす可能性を秘めています。
一口に誤配送と言っても、その種類は多岐にわたります。主な誤配送のパターンとしては以下があると思われます。
- 宛先間違い
- シーン: 伝票の読み間違い、住所の入力ミス、類似する住所への誤配など。
- リスク: お客様が商品を受け取れないだけでなく、個人情報の漏洩に繋がる可能性も。特に、機密性の高い書類や個人情報を含む荷物の場合、企業としての信頼失墜は避けられません。
- 内容物間違い
- シーン: 異なる商品コードの読み間違い、類似した商品を取り違える、複数商品をまとめて梱包する際の入れ間違いなど。
- リスク: お客様の期待を裏切るだけでなく、急ぎで必要な商品が届かないことで、お客様のビジネス活動に支障をきたすこともあります。返品・交換の手間が発生し、双方にとって大きな負担となります。
- 数量間違い
- シーン: ピッキング時の数え間違い、出荷時の検品漏れなど。
- リスク: お客様が必要な数量の商品が届かないことで、生産計画の遅延や販売機会の損失に繋がりかねません。反対に、過剰に届けてしまう場合も、お客様の手間を増やし、保管スペースの無駄を生じさせます。
こちらの「誤配送防止」については、検品というワードも含めて、長らくご要望をいただいておりました。
この度「検品機能オプション」として新たに機能を開発し、お客様に提供ができるようになりました。
検品機能の概念
検品機能の概念として、左の図のような処理の流れがあります。
・荷物登録
・積込時検品
・納品時検品
・検品状況確認/荷物履歴データ出力
これらの機能について、順を追ってご紹介いたします。
荷物登録

取り扱う荷物の登録を行います。スケジュール(案件)に荷物を紐づけることで、配送対象の荷物の登録を行います。管理者によるPC画面から、またはインポートでの登録、APIによるインポートでの登録が可能です。
検品荷物登録

ドライバーが対象となる荷物を登録します。ピッキングに合わせて荷物登録を行うことで、スケジュール(案件)に荷物を紐づける事ができます。ここで登録された情報をもとに、後工程の検品作業のチェック対象を判断します。
積込時検品

ドライバーが荷物を車に積み込むタイミングでチェックを行います。
積込時に荷物の読み取りを行うことで、スケジュール(案件)に登録されている荷物、個数があっているかをチェックします。
お客様に届ける荷物が種類、個数ともに正しいか?を照合します。
これにより、誤出荷(出荷ミス)や荷物の乗せ忘れ(残荷)を防ぐことができます。
納品時検品

ドライバーがお客様に荷物を届けるタイミングでチェックを行います。
納品時に荷物の読み取りを行うことで、スケジュール(案件)に登録されている荷物、個数があっているかをチェックします。
荷物と配送先の組み合わせと納品される荷物の種類、個数ともに正しいか?を照合します。
これにより誤配送を防ぐことができます。
検品情報確認/荷物履歴データ出力

荷物登録以降の荷物のステータス履歴を参照できます。
配送状況やその日時を参照できるので、お客様からの問い合わせなどの対応で役に立ちます。

また、荷物履歴をファイル出力できます。
配送履歴として保存したり、別システムに取り込んで処理することが可能です。
「検品機能オプション」については、今後も順次機能を追加していく予定です。
こちらにつきましては、有償オプション機能となりますので、ご試用や機能の説明などの希望がありましたら、担当営業またはビジネスナビタイム事務局までご連絡いただけますと幸いです。
今回のコラムでは、誤配送防止に役立つ「検品機能オプション」を紹介しました。
誤配送を限りなくゼロに近づけることは、お客様への「信頼」という最大の価値を提供することに繋がります。正確な配送は、お客様のビジネスの円滑な運営を支え、ひいては社会全体の効率化にも貢献すると思っております。
物流会社にとって、誤配送防止は永遠のテーマであると思われます。
これからも、弊パッケージでは、お客様に「安心」と「信頼」をお届けできるよう、全社員一丸となって取り組んでまいります。
ビジネスナビタイム動態管理ソリューションでは、日々の安全な運行をサポートするため、様々な機能をご用意しております。
パッケージ内容や、機能などについてご質問などがあれば、ビジネスナビタイム事務局までお気軽にお問い合わせください
※本記事の情報は2025/12月現在のものとなります