日々多くの配送先を回るような業務で問題となるのが、「場所を間違えた」「品物を間違えた」などの誤配送だと思われます。
今回、そのような誤配送を防止するようなアクションの一つとして「案件ステータス更新時到着地判定」という機能をリリースしました。
訪問先を中心とした判定範囲※1の外で、案件ステータスを変更※2するタイミングで近接判定が行われて、範囲外だった場合にアラートを出して注意喚起をする機能※3になります。
これらの機能をご活用いただくことで、目的以外の訪問先でのステータス変更を制御し、誤配送防止のサポートが可能になります。
※1 訪問先からの距離を設定します。また訪問先の個別の距離を設定することも可能です。
※2 対象の案件ステータスを設定し、手動でそのステータスに変更する時にチェックが行われます。
※3 本機能はオプション機能ではないため、特別な変更なしに、現在の契約のままご使用いただけます。
【案件ステータス更新時到着地判定について】
①設定
機能をご利用いただくには、設定画面で設定を有効にし、「到着地確認を行う案件ステータス」と「近接判定距離」を設定します。
訪問先の詳細画面で判定が行われるエリアの範囲円を確認できます。
また、個別で訪問先独自の近接判定距離の設定が可能です。
②作業者アプリでの操作※4
作業者が業務にあわせてアプリを操作しますが、当日のスケジュールの案件カードにおいて、設定した案件ステータスに変更しようとすると、案件の訪問先に基づいた近接判定が行われます。
近接判定距離内かどうかを判定し、範囲外の場合にアラートを出し、注意喚起を行います。
※4 本機能はVer3.3.0以降のアプリ(iOS/Android共に)で有効となります。
また、近接の別訪問先がある場合、詳細を地図で参照し、位置を確認することができます。
今回のコラムでは誤配送防止に効果のある「案件ステータス更新時到着地判定」をご紹介しました。今後も実際の運行に役立つ機能をリリースし、情報をお届けできればと思います。
ビジネスナビタイム動態管理ソリューションでは、日々の安全な運行をサポートするため、様々な機能をご用意しております。
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※本記事の情報は2024/10月現在のものとなります
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